30代での看護学校受験−きっかけ➂
その時点で2017年2月頃。
最後の仕事を辞めてから約3ヶ月が経とうとしていた時。
声も治っていないのに、今後の不安が大きくて、ネットの求人サイトで求人見たり、たまに応募してみたり。
安心感が欲しかったんだと思います。
応募して、いい返事があれば、自分もまだ大丈夫なんだ、だから、まだ焦らなくてもいいんだっていう、安心感が。
でも、そんなにうまくいくはずもなく。。。
まぁ、応募してる目的が、『安心感を求めて』だから、うまくいくはずないですよね。。。
って、今なら思うんですけど、当時の自分はそう思えなかったんですよね。
期待している安心感が得られず、応募してはお祈りメール(企業がほぼ定型で送ってくる「今後の貴方のご活躍をお祈り申し上げます」的なメール)を何通も受け取っては落ち込むの繰り返し。
こうなったら悪循環。
ストレスかもしれないと言われ、数ヶ月休んで仕事のストレスはないはずなのに声は治らない、仕事も見つからないかもしれない、自分はどうなるんだろうという不安。。。
たぶん、今までの人生で一番落ち込んだ時期でした。
何もする気がせず、ただ重い気持ちを抱えたまま、時間だけが過ぎていく毎日。
唯一、彼が家にいる時間はそんなに考えることかなかったから精神的にも楽だったけど、声が治ってないのに仕事探して落ち込んでる、なんて言ったら絶対また怒られるので、それは言えない。
そして一人になるとまたどんより。
飼っている犬ももう歳なので、老犬とのんびり、というよりは、老犬と廃人の暗い部屋って感じでした。
一人になるのが本当に嫌だった。
でも、幸か不幸か、自分はそんな暗い気持ちにいつまででも耐えられる強さは持っていなかった。
もうこれ以上、一人で抱えたらたぶん本当に精神的におかしくなりそうたったので、ある日彼に相談しました。
今後、どうすればいいかな。。。
仕事はしないといけない。
でも、自分にはもうやりたいことがない。
そして、今の自分に仕事が見つかる気もしない。
だったら、もうやりたいこと、とか考えずに、割り切って何でもいいから仕事をするしかないよね。
でも仮に今、何か仕事が見つかっても、やりたくないことをずっと続けられるのかな。
そしてまた辞めることになったら。。。
食いっぱぐれるしかないよね。
こんなことを言った気がします。
声が治るまでまだ時間がかかりそうだし、何か食いっぱぐれない資格でも取れば?って言ってくれたけど、
やりたいことがないのに何の資格を取ればいいのか。
そもそも、やる気がないのに、勉強なんてできない。
じゃあ、一人でいる時間が多くて考えてしまうなら、気楽にバイトでもしながら、自分探ししてみれば?って言ってくれたけど、
これ以上職歴増やしたらますます仕事が見つからなくなるんじゃないか。
こんな感じで、ことごとく彼が提案してくれることを拒否してしまっていました。
何かしたいのに、何もしたくないという矛盾。。。
相談したくて話してるのに、人の意見を全く聞けない自分って何なんだろう、、、と、ますます自分が嫌になりました。
そして彼も相当困ったはずだけど、そこでもう一つ、提案してくれました。
じゃあ、看護師はどう?